ソフト・オン・デマンドのDUGAおすすめ作品
日本のAV業界において多大な影響を与えた高橋がなり。
ソフト・オン・デマンド(SOD)の創設者、さらにはAV監督や実業家としても知られています。
度々メディアにも出演しているので、皆さんもその名前や顔は知っているかもしれません。
この記事では、そんな高橋がなりさんの詳しい経歴やSODの代表作をご紹介していきます!
高橋がなりのプロフィールと経歴を紹介
高橋がなりさんとはどのような人物なのか。まずは、気になる高橋がなりさんのプロフィールと経歴についてご紹介していきたいと思います。
高橋がなりのプロフィール
名前:高橋がなり
年齢:62歳(2021年8月時点)
生年月日:1958年12月15日
出身地:神奈川県横浜市
身長:180cm
出典:高橋がなり(Wikipedia)
高橋がなりさんは小学生の頃から社会人になるまで、必ずと言っていいほど周囲から『落ち着きがない』と言われていたそうです。今となっては、その落ち着きの無さが行動力へと変わり強みとなっています。
過去には座禅や茶道などに挑戦し、自分を見つめ直す事も試みたそうですが、どれをやってみても変わらなかったそうです。
ここまで有名な実業家として知られている高橋がなりさんですが、高校卒業後は2度の大学受験失敗を経験しています。受験に失敗した後「スーパーでならアルバイトとして働くことが出来るだろう」と思いダイエーに電話をします。
しかし、求人募集がすでに終わっておりここで初めて『自分は負け犬だ』と感じるようになりました。
貿易関係の専門学校(横浜アカデミー専門学校)へ通った後に負け犬な自分を叩き直す為、その当時の職業で特に過酷だと言われていた佐川急便のセールスドライバーに就職することになります。
高橋がなりさんの信念は『迷った時は厳しい道を進むべき』であり、後にこの過酷だと言われていた佐川急便への就職が大きなチャンスを掴むキッカケとなります。
SOD設立前、テリー伊藤の元でテレビ業界で働いていた
佐川急便のセールスドライバーとして働いた後、応募資格が『大卒以上』であったテレビ番組の制作プロダクション『IVSテレビ制作事務所』の面接を受けることになります。
数十倍という競争率の中、専門学校卒の高橋がなりさんは仕事に対する姿勢が評価され見事合格します。
この時の面接を担当したのが、テレビ番組のコメンテーター等で活躍されているタレント・テリー伊藤さんだったのです。
今でこそタレントとして大活躍されているテリー伊藤さんですが、当時はIVSのディレクターとして働いており高橋がなりさんの先輩として後に『師弟関係』と言われるようになります。
人気番組であった『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』ではADを務めていた高橋がなりさんでしたが、仕事現場は過酷だったと言います。師匠であるテリー伊藤さんから殴る、蹴る、暴言を吐かれるなどは日常茶飯事、サービス残業は当たり前で日給は4,000円程しかもらえなかったそうです。
時給に換算するると200円程度にしかならなかったものの『テリー伊藤の元で勉強させてもらえて、日給4,000円も貰えるなんて自分は幸せだ』と言い聞かせていたのだとか。
努力の甲斐もあり、IVSを退職するにあたってテリー伊藤さんから投資を受けることになります。
しかし、『ゴルフショップ』や『Tシャツショップ』を起業するも失敗してしまい、多額の借金まで背負ってしまいます。
それでもテリー伊藤さんは高橋がなりさんの可能性を信じ続け投資をしました。
そして、3度目の正直で1995年12月に立ち上げたのがSOD(ソフト・オン・デマンド株式会社)だったのです。
ソフト・オン・デマンド設立
テリー伊藤さんの助言もあり、アダルトビデオ業界に参入をした高橋がなりさん。
当時は単純に「良いもの作れば大儲けで、失敗をすれば大損する」と考えており、自分の権利で制作・販売をすることが出来るアダルト業界を選ぶ事となります。
しかし、後のインタビューで「アダルトビデオは好きじゃない」と答えており番組制作の仕事で得た知識を活かすため、まずはアダルトビデオ業界で知名度を上げメーカーとして独立しようと考えていました。
実際に会社が軌道に乗ってきた頃、一般向けに自主制作映画やアニメ作品を手がけているのですがどれも失敗に終わっています。
2度の不祥事
SOD設立後、高橋がなりは2件の不祥事を起こして警察沙汰になっています。
1度目は16歳の少女をAVに出演させ販売してしまったことです。
この事実をチンピラ男性の脅しの電話で知る事となり、高橋がなりはすぐに警察へ自首しています。
2度目は貸切スケート場で撮影していた際、女性器が外から見える状態だったため公然わいせつ罪に問われました。
結果、略式起訴命令により前科が付いてしまいます。
これらの不祥事で社員が次々と退職してしまうという窮地に立たされます。
しかしこのきっかけを機に法律に引っかかりそうな作品は廃盤、またロケやAV出演者の年齢確認などを厳しくチェックしていきます。
これらの処置については、「警察のご指導のおかげで、今の快進撃があります」と話しています。
また、ここまでSODを成長させ続けた事について「失敗しても、諦めず何度も挑戦すれば、絶対に成功できる」とも語っています。
マネーの虎に出演
2001年から2004年まで、日本テレビで放送されていた人気リアリティ番組『マネーの虎』。
お金は無いけどやる気のある一般人起業家たちが、審査員である投資家に対して事業計画書をプレゼンテーションをする。
投資家たちが納得すれば巨額の資金を投資してもらえたり、支援が受けられるという番組で投資家の1人として高橋がなりさんは出演しました。
キャッチコピーは『アダルトビデオ業界の鬼才 』。
マネーの虎おもろすぎる
推しはSOD創業者 高橋がなり pic.twitter.com/NuVzNw89Ei— とうりょう (@toryo_poker) May 25, 2020
おそらく、この番組で高橋がなりさんの存在を知ったという方が多いかもしれません。
実は2003年頃、番組内で「近々会社を辞めて、何か小さいことをやりたいと思っている」と発言しています。
その2年後の2005年にはブログにて「農業を始めたい」と綴り、SODを退職するとその後はメディアから姿を消す形となりました。
会社が成長していくと業界は安泰で、競合相手などから邪魔をされることも無くなったと言います。
SODに携わって10年、売り上げが100億円に達したことを1つの区切りとし「何も無いところから作り上げていく」という環境で自分自身も成長させてきた高橋がなりさんは次の目標を掲げます。
1996年の時点で、すでに農業についてのノウハウを調べ始めていました。
SOD退社後、国立ファーム設立
SODを退社した後、今の農業に自分が必要だろうと考えた高橋がなりさんは2006年に青葉株式会社『国立ファーム(くにたちファーム)』設立準備室をスタートさせます。
資産100億円のSODを手放してまでも『カッコイイ農業』を目指し続けました。
外食や通販などの土台を固めてきた事で、2021年現在は外食事業が黒字化させています。
当初用意していた10億円はそこを尽きようとしているようでが、こういった状況でも高橋がなりさんは「不思議と自信が湧いてくる」と話しています。
元々持っていたコンセンプトは「自分が何をしたいかではなく、何をしたら人に喜んでもらえるか」であり、人を喜ばす事なら誰にも負けないと自信を持っている高橋がなりさん。
今は野菜に興味がなかった自分だからこそ『野菜に興味のない人たちを、どうしたら興味を持ってもらえるのか』を考えていると言います。
YouTubeで「まえむき人生相談」チャンネル開設
マネーの虎で知られる高橋がなりさんは、2018年からYouTubeチャンネル『まえむき人生相談』を開設しました。
還暦を迎えた2018年、何もしたくないと思いながらも「人様の役に立つことをして余生を過ごしたい」と考えるようになります。
そこでYouTubeチャンネル開設以前に『まえむき人生相談』を開設しており、クラブのママやAV監督、さらにはマネーの虎で共に共演していた南原竜樹(なんばら たつき)などを人生の先輩として招き、悩める人たちからの相談を受け付けています。
チャンネルのコンセプトは『気軽に人生相談する(される)文化を創っていきたい』。
人生相談の一部をYouTubeで配信しています。
高橋がなりの代表AV作品
ここからは高橋がなりさんが残してきた代表的なAV作品を3つご紹介していきたいと思います。
全裸シリーズ
全裸〇〇シリーズは1996年4月にリリースされた作品『50人全裸オーディション』が5万本の大ヒットとなり大きな話題を呼び、これまでにゴルフ・バレエ・オーケストラ・水泳・エアロビクスなど数多くの作品が生まれました。
『企画女優』と呼ばれるメーカーと専属契約を結んでいない女優を起用したこのシリーズは、SODの爆発的ヒットとなった人気シリーズです。
翌年の1997年には、当時16,000円が主流だった価格を4,000円にまで値下げし業界に大きな衝撃を与えました。
この時の価格破壊とも言える第1弾作品『全裸雪山ハイキング』は、人気の全裸シリーズということもあり絶対に売れると誰もが思っていましたが売り上げは伸びず低迷。
結果的に大赤字となってしまいます。
地上20メートル空中ファック
1996年5月、全裸シリーズをリリースし大ヒットを記録した翌月に超スペクタクルFUCK巨編『地上20メートル空中ファック』をリリースします。
『地上20メートル、クッレーンに吊るされた畳3畳分のアクリル板の上で女優をイカせることは出来るのか』というあまりにも規格外な作品内容に、マスコミの間では企画のデマンドと呼ばれるようになりました。
全裸シリーズで稼ぎ出した9000万円を惜しげも無く使い撮影が決行されたこちらの作品は、SODの企業名を世に広めることに成功したものの商業的には全く振るわず赤字となってしまいました。
高橋がなりさんは当時の事について「本来なら返品は受け付けなかったが、全国の販売店から突き返されてしまった」と話しており、倉庫は売れ残りの山状態となってしまったと言います。
この結果、SODが設立されてわずか1年足らずで倒産寸前にまで追い込まれてしまいました。業界からは「人気女優を起用して、地道に作品をリリースし続ければ良かったのに」と言われたようですが、高橋がなりさんは『もう一花咲かせたい』と思うようになります。
マジックミラー号
『全裸シリーズ』大ヒットからの『地上20メートル空中ファック』の商業的失敗で窮地に立たされたSOD。高橋がなりさんは残されたわずかな資金を元手に、テレビ局の大道具さんへあるものを依頼します。
それがSODで今もなお人気シリーズとして知られている『マジックミラー号』です。
テレビ局で働いていた事もあって『関係者価格』でこのマジックミラー号のトラックを製作してもらったと言います。気になる費用は約30万円。トラックの荷台を改良してトラックの中から外は見えるけど、外から中を見ることは出来ない。
「女性はまるで露出プレイをしているかのような錯覚になり、密室なので脱ぐ事に抵抗感を無くすことが出来るだろう」と高橋がなりさんは考えました。
AV作品として画期的だったマジックミラー号は『深夜のテレビ番組で、お笑い芸人がマジックミラーに隠れて脅かす』というドッキリコーナーから思いついたアイディアだったと後のインタビューで語っています。
一風変わった企画が吉と出るか凶と出るか。
実際に街中にスタッフを配置し声かけを始めると、エロに対する好奇心旺盛な素人女性が多くマジックミラー号へすんなりと来てくれる子が多かったようです。
しかし、この企画をなんとしてでも成功させたかったADは、連れてきた女性の中に数名の仕込みを使っていました。
それを知った高橋がなりさんは、怒り狂ってADを殴ったという後日談があります。
まとめ
今回はSOD(ソフト・オン・デマンド)の創業者であり、現在は国立ファームの代表を務める高橋がなりさんを紹介してきました。
テリー伊藤の元で厳しい日々を過ごしながらも、『負犬』な自分を叩き直すというストイックさを見せる高橋がなりさん。
3度目の正直で、SODを今のような超有名メーカーにまで成長させたことはなかなか出来る事ではありません。
20年以上経った今もなお人気の『マジックミラー号』を生み出すアイディアや企画力、そしてAV業界から農業という全く違った世界でも『人に喜んでもらえる為に何が出来るのか?』という所から行動に移す。
これは落ち着きのない彼にしか出来ない事なのかもしれません。
現在は人生の先輩として多くの悩める人たちの相談に乗っています。
是非、この機会に高橋がなりさんが生み出してきたSOD作品と合わせてYouTubeチャンネルもチェックしてみてください。
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